Hello, my name is Oisy.
最近の夏はとんでもない暑さですね。
夏場でも寒いセラーの中にいるオイジーも、外に出たときの温度差で自律神経がおかしくなりそうです。
そんな昨今の日本の夏事情を鑑みると、
ワインの運搬には一段と気を使わなければなりません。
意外と多い、「ワインを持ち運ぶ」シチュエーション
ワインをお店で買って持って帰るとき、
友人とのワイン会で持ち寄る時、
レストランに持ち込みをさせていただく時、
意外とワインを運搬しなければいけないと言うシチュエーションは多いものです。
みんな困ってる
実際、みなさんどうなんだろうと思ってインスタでアンケートを取ってみました。

皆さまに協力してもらって
いろんなアンケートを取っていますが、100%になったのは初めてでした。
これは絶対に記事にしなければいけない!と思ったものの
こだわるほどに時間がかかってしまいましたが
完成したのがこの記事です。
元ガチキャンパーであり、ワイン屋でもあるからこその知見が詰まった
夏場のピークでも安心してワインを持ち運べる方法を紹介します。
ではいってみましょう。
肝は保冷
なんといっても、やっぱり保冷が命It is.
簡単に35度は超えてくる、最近の日本の夏。
ピュアなワインは温度管理が命です。
何とか10度台、できれば10度台前半では運搬したいところ。
しかし、注意しなければいけないのは
冷えすぎも良くない、ということです。
まずはそれを実現するためのグッズをご紹介します。
真夏のワイン運搬を可能にする、3種の神器
まずはワインを入れる、入れ物がないと始まりません。
オイジーがおすすめするのは、こちらの保冷リュックです。
保冷バッグに並々ならぬこだわりを持つオイジーですが、
この保冷バッグについて、詳しくはこちらで解説しております。
ちなみにオイジーは、8年愛用しております。
そして、保冷の肝となるのがこちらの保冷剤It is.
この保冷剤が凄いんです。

「保冷剤なんてなんでもいいじゃん」
と思うかもしれませんが、実はそうではないのです。
元ガチキャンパーのオイジーが数多の保冷剤を試して、ワインの運搬に最も適していると思うのがこれなんです。
おすすめはSサイズを4個It is.
理由は後述しますが、まとめ買いがお得ですよ。
もしこの保冷剤について詳しく知りたい場合は、ぜひこちらの記事をご参照ください。
なんと血液輸送用に開発された保冷剤なんです。
そして最後の一つが「仕切り」です。
これはまあ、なくてもいいのですが、あると良いですね。
今回は当店の6本用の仕切りを使用します。

当店(Noisy wine)で5本 or 6本でワインをご注文いただけると、こちらの仕切りがついてきますのでよろしければどうぞ。
ない場合は、なにか別のものでワインを抑えられれば大丈夫です。
ではこれらのグッズを用いて、どのように持ち運ぶのか、解説していきます。
どのように持ち運ぶのか
仕切りを保冷リュックに入れる
ではまず、当店の6本用の仕切りを保冷リュックにいれます。
スルスル〜⋯えい!
スポッ!

なんと仕切りがジャストフィットするではありませんか!
気持ちいい〜!
念の為、保冷リュックの内側の素材を、仕切りの端で傷つけないように
端をカットした方がより安全です。

ワインを入れていく
さあ、実際にワインを入れてみましょう。
仕切りが入ったからといって、ワインが入るとは限りません。
さて・・・

しっかりと6本のワインを入れることができました。
しかし蓋が閉まらなければ元の木阿弥ですが・・・

おー、しっかり閉まりました、パチパチパチ。
あれ?・・・なんか忘れているような・・・
保冷剤を入れていく ※超重要ポイント
はい、保冷剤を入れるのを忘れておりました。
これを忘れては、ワインが冷えません。
でもこの保冷剤、
「入れ方」
こそが、超重要ポイントなんです!
最大4つの保冷剤を使う
保冷剤を使う数は、その日の暑さによって変えています。
春や秋ごろの20度くらいの時期なら1つか2つで良いでしょう。
今回は最も暑い、38度超える日本の夏での持ち運びを想定し
4つの保冷剤を使っていきます。

さあ、このキンキンに冷えたクーラーショックを使っていきます。
まずは先ほどボトルを入れた保冷リュックの蓋を開け、
最初の1つを入れてみます。えい。

はい、まずは肩側(背中に当たる側)に一つ差し込んでみました。
わかりますでしょうか・・・
この絶妙な位置が・・・
そう、仕切りと保冷リュックに挟み込まれて、
保冷剤が下まで落ちずに、ボトルの首部分で止まるんです。
これこそが、
この「保冷リュック」と「クーラーショック」の組み合わせを激押しする最大の理由なんです。
どういうことか説明しましょう・・・
液体が入っている部分に直接保冷剤が当たらない
そうなんです。
液体が入っている部分に直接保冷剤が当たらないんです!

冒頭に申し上げたように、
「ワインは冷やしすぎも厳禁」
なんです。
重要なのは、
「冷えすぎないように冷やす」
ということ。
クーラーショックは-7.8度を長時間維持するように設計されています。
そんなに冷えた物体が直接液体の入っている部分に当たったら・・・
ワインにダメージを与えてしまうのは容易に想像できますよね。
しかし、この入れ方なら
保冷剤は首の部分までで収まるのです。

なので、Sサイズがおすすめなんです!
それでも心配な場合は、保冷剤にタオルなどを巻いて入れるのもおすすめです。

冷気は下に行く!
そしてもう一つのポイントは、
保冷剤が上部に留まるということなんです。
皆さまはご存知でしょうか・・
「冷気は下にいく」
ということを・・・

つまり保冷剤は直接当たらず、
降りてきた冷気で、「間接的」にワインを冷やすことができるのです!
これによりワインにダメージを与えずに、
冷やしたまま、
運搬することができるのです・・!!

残りの3方向に保冷剤をつっこんでいく
さあここまで来たら、あとは残りの保冷剤を
つっこんでいくだけです。
まだ保冷剤が入っていない面に入れていきましょう。
くれぐれも縦にしていれてはいけませんよ。
液体が入っている部分に当たってしまいますから・・・

ちょっと仕切りが曲がってしまっていますが、運搬に問題はありません。
もし気になるようでしたら、カッターで仕切りを切って調節してくださいね。
蓋をしめて完成!
さあ、あとは蓋を締めれば完成です。
無事入りましたでしょうか。
入りましたね。
保冷リュックのTOURIT君も、どこか満足げな表情をしているような気がします。

Conclusion
ここまで読んで頂いて、ありがとうございました。
ワイン屋が考えに、考え抜いた、
「夏場のワイン運搬方法」
How was it?
「本当にうまい」ワインを楽しむためのグッズ選び。
ぜひご参考にしてみてください。
いつかオリジナルの保冷リュックをつくるぞ~!
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