こんにちは、オイジーです。
Oisy Wine Magazineにまたひとつ、新たなキャラクターが誕生しました。
その名は――テロワ(Terroir)。
言葉少なに、ただその場の“空気”を読む。
語らずとも、誰よりも深く、ワインの背景を感じ取る存在。
今日は、この“編集部で最も寡黙な新メンバー”をご紹介します。
はじめまして。テロワです
彼の名前は、「テロワール」から名付けられました。
ワインの世界で“テロワール”とは、その土地の土壌、気候、風、人…
すべての要素が複雑に絡み合って生まれる“個性”のこと。
彼は、そのテロワールそのものを体現する犬。
「この土地でしか育たなかった気質をまとう」――それが、彼・テロワの本質です。
かつては、ブドウ畑の静かな案内役だった
テロワは、フランス・ボジョレーの丘で、ある老農家に飼われていました。
農家の主は、毎朝、彼の足取りと鼻の動きを見て、その日の収穫を決めていたそうです。
彼が立ち止まった場所の土は、ちょうど良い水分を含んでいて。
彼が鼻を鳴らした日は、果実が香り立つタイミングだったとか。
まるで、“自然と語る存在”のようだったと、その農家は語ります。
編集部での役割
テロワは今、Oisy Wine Magazineの特別調査員として活動しています。
- 畑に佇む
- カーヴの壁に耳を澄ます
- 熟成庫の温度変化を鼻で感じる
彼は、言葉にしづらいワインの“気配”を拾い上げ、編集部にそっと持ち帰ってきます。
記事のなかに、どこか余白のような一文が入っていたとしたら、それはきっと彼の仕業です。
テロワのプロフィール
- 名前: テロワ(Terroir)
- 種族: 土地の気配をまとう犬(Chien de Terroir)
- 出身地: フランス・ボジョレーの丘
- 年齢: 不詳(人間換算で中年くらい)
- 職業: 編集部・特別調査員
- 特技:
- 土と空気からワインの輪郭を察知する
- 気圧の変化で瓶内発酵の状態を感じ取る
- 静かな場で存在感を消す
- 性格:
寡黙で落ち着いていて、少し哀愁を帯びたような佇まい。
でも、信頼する仲間にはしっぽを振って挨拶する。 - 口癖(?):
滅多に喋らないが、「ここだ」と一言だけ呟いたことがあるらしい。
秘密の裏話
実は、彼は世界中のワイン銘醸地を放浪してきたという噂もあります。
バローロ、ナパ、リベラ・デル・ドゥエロ、シャンパーニュ…。
どこに行っても、誰かがこう言うのです。
「昨日、似たような犬がこの畑の片隅にいたよ」
今も、彼の肉球には、あらゆる土地の“記憶”が刻まれているのかもしれません。
最後に
バリーが哲学を語り、
コルカが元気に伝えるなら、
テロワは、“語らないことで伝える”キャラクターです。
Oisy Wine Magazineでは、彼が登場する場面に少し余白を残すようにしています。
もし、何気ない写真の中に、静かに佇む犬が写っていたら――
それがテロワです。
どうぞこれから、そっと見守ってあげてください。
テロワ誕生の裏話
いかがでしたでしょうか?
すごい肉球を持っているようですね。
もしかしたら、昔修道士が土食べて畑の質を見極めたように、テロワも肉球で畑の質を見分けられるのかもしれません。
そんなテロワですが、やはりオイジーのインスタのストーリから生まれました。

バリーとコルカを配置したら賑やかになりました!

というわけでフォロワーさんに名前をつけてもらうことに。
1 カーヴィ(Cavie)
ワインセラーにひっそり住んでそうな、愛嬌たっぷりの小型
2バレロン(Barrelon)
木樽から生まれた!?ちょっとドジでマイペースな相棒。
3. セパージュ(Sepage)
個性がミックスされた、賢くてチャーミングなブレンド系ワンコ。
4 テロワ(Terrois)
その土地でしか育たない、唯一無二の気質を持つオシャ犬!
さて、投票の様子は⋯

バリーに続き、またしても割れてしまいました。
ということで、カーヴィとテロワの決戦投票です。

さて・・・

またしても接戦⋯!

やばい、またしても接戦になってる!

時間ギリギリでテロワに決定することができました。
カーヴィもすごい人気でしたね。
ご投票をいただいた皆様ありがとうございました!
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